実験的肥満における食事療法の効果の調査：低用量のバージンココナッツオイルには強力な治療効果が

こちらの記事は海外記事を翻訳したものになります。バージンココナッツオイルが肥満状態での食事療法変更後の肝臓の構造変化と一部の生化学的逸脱を逆転させる可能性について解説しています。

About Virgin Coconut Oil

ドクターズオイルは、

品質にとことんこだわった
希少なバージンココナツオイルです。

“ココナッツオイル“と一言で言っても、安価で低品質なもので、様々な効果を期待することは難しいでしょう。

料理油として作られたココナッツオイルと、自然医療目的で作られたココナッツオイルとでは使用するココナッツの品種も抽出方法も違う為、別物なのです。

国連APCC認定VCO

原料

料理用 ココナッツオイル

遺伝子組み換えされたココヤシの果実を使用

医療用 ココナッツオイル

原生種ヤシからなるココヤシの果実を使用

収穫時期

まだ脂肪酸が整っていない受粉後9ヶ月前後に収穫

優秀な脂肪酸が豊富に揃う受粉後12ヶ月に収穫※受粉後12ヶ月が国連APCCの条件

ドクターズオイルでは
さらに自然に乾燥する14ヶ月目まで
じっくり待って丁寧に抽出！

抽出方法

遠心分離 or 低温圧搾短時間での抽出

常温自然発酵分離法非加熱でココナッツの中に生息する発酵菌で48時間かけて抽出

栄養価

低い

高い

イメージ

ドクターズオイルは、

自然医療を目的に作られた
バージンココナッツオイル（VCO）を100%使用しています

ココナッツの持つ素晴らしい効果効能を本当に期待する方は、どのように作られたものなのかをしっかり見極めることが重要です。

低品質のココナッツオイルで自然医療レベルの使い方をしてしまう事が、一概にココナッツオイルが危険だという誤解を招いてしまっています。

副作用のリスクや、危険性に細心の注意を払って作られたものが自然医療レベルのココナッツオイルなのです。

文献によれば、肥満状態における食事の調整が引き起こす生理学的変化についての報告は確認されていません。
また、バージンココナッツオイル（VCO）が脂質代謝を促進することは知られていますが、その健康上の利点となる最適な摂取量に関する確定的な証拠はまだ存在していません。

このため、正常/高脂血症食を与えた肥満ラットにおいて、段階的な用量のVCO（200、400、および600 mg/kg）が抗肥満症誘発作用を有するかどうかを調査する実験を実施しました。本実験では、60匹のラットが6つのグループに分かれ、異なる治療を受けました。

対照グループと高脂肪食（HFD）グループには、研究の最後の4週間、生理食塩水（0.1 mL/日、経口）を投与し、実験の20週間を通して、通常の餌およびHFDを投与しました。
グループ3～6には16週間HFDを与え、その後4週間は通常の食事を与えました。また、グループ3には最後の4週間生理食塩水（0.1 mL/日、経口）を投与しましたが、グループ4～6には段階的用量のVCOを投与しました。

結果として、HFD誘発性肥満は、グルコース恒常性の障害、肝臓の組織構造の歪み、肝機能指数の選択的逸脱、炎症促進作用、酸化促進作用、および脂質異常症作用を引き起こすことが示されました。HFDを通常の食事に置き換えた後、病理学的作用がエスカレートし、逆転したという証拠も得られました。

VCOはグルコース、インスリン、インスリン抵抗性、総タンパク質、尿酸、TACには影響を示さなかったものの、CAT、IL-6、CRP、ALT、AST、GGTに対しては公平な効果が得られました。特に、200 mg/kgのVCOはLDH、MDA、SOD、GPX、TC、TG、LDL-C、総ビリルビン、アテローム発生およびリー指数に対して顕著な治療効果を示しています。

肝臓の組織構造に関して、VCOは低用量である程度逆転効果を示し、これにより肥満状態での食事療法変更後の肝臓の構造変化と一部の生化学的逸脱を逆転させる可能性があることが示唆されています。