― ココナッツオイルによる自然派フェムケアの新習慣 ―
年齢とともに変化する「わたしのカラダ」に、やさしい選択を
「最近、デリケートゾーンがかゆい」「なんとなく乾いてヒリつく感じがある」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、女性のからだはホルモンバランスや加齢、ストレスの影響をとても受けやすく、
30代後半〜40代に差しかかると「膣や外陰部の乾燥・かゆみ・違和感」を訴える方が増えていきます。
にもかかわらず、人に相談しづらい、病院に行くほどでもない……。
そんな「ちょっとした不快感」にこそ、日々のセルフケアが大切なのです。
なぜ膣は乾燥するのか? ー女性ホルモンと粘膜機能の関係ー
膣内は本来、うるおいと自浄作用を保つために、粘液や乳酸菌によって適度なpH環境が保たれています。
しかし、加齢やホルモンの変動(特にエストロゲン低下)により、このバランスが崩れると、粘液分泌が減少し乾燥しやすくなります。
この状態は「膣萎縮症(閉経関連泌尿生殖器症候群:GSM)」とも呼ばれ、以下のような症状を伴います:
- ヒリヒリ感、かゆみ
- 痛みを伴う性交渉
- 頻尿や軽度の尿漏れ
ただし、閉経前後に限らず、若い世代でもストレス・抗生物質の使用・過剰洗浄などにより起こることも。
「潤いのケア」は年齢に関係なく、日常的に意識すべきテーマです。
目次
自然由来の保湿と抗菌力「バージンココナッツオイル(VCO)」が注目される理由

近年、肌にやさしいフェムケアのひとつとして注目されているのが、**バージンココナッツオイル(VCO)**です。
VCOは、インドネシアやフィリピンなど熱帯地域で古くから「薬草オイル」のように親しまれ、
特に次のような働きがあるとされています:
- ✅ ラウリン酸による抗菌・抗真菌作用
- ✅ 高い保湿力と肌なじみのよさ
- ✅ 肌バリア機能のサポート
とくにデリケートゾーンのケアでは、
「ナチュラルで刺激が少なく、信頼できる成分を使いたい」と考える方にぴったりです。
高品質なバージンココナッツオイル(VCO)は、安全性が保障されているスキンケア用品です。
抗真菌性や抗菌性に優れているため、フェム(膣)ケアに使用することで、尿路感染症やカンジダ感染症の予防に役立つ可能性があります。
また、天然由来のバージンココナッツオイル(VCO)は、添加物や刺激物が含まれていないため、膣への刺激を最小限に抑えることができます。
発酵分離型のバージンココナッツオイルは、乳酸菌・酢酸菌などの発酵菌によって脂肪酸を分離していますので、膣内に生息する乳酸桿菌にとっても優しく過ごしやすい環境を整えてくれます。
科学的にも注目されるVCOの抗菌性と保湿力

VCOの主要成分であるラウリン酸は、母乳にも含まれる中鎖脂肪酸の一種で、
黄色ブドウ球菌・カンジダ菌・大腸菌などに対して抗菌性を示す研究結果もあります。
🔬【参考】2013年 Verallo-Rowellらによる臨床研究では、VCOがアトピー性皮膚炎や乾燥性湿疹に有効であることが確認されました。
さらに膣内に塗布した場合、カンジダ菌などの有害な細菌は減少させたが、乳酸桿菌などの有益な細菌には影響を与えなかった。pH値にも影響を与えなかった。というエビデンスも発表されています。
また、オイルでありながらサラッと軽く、
角質層にスッと浸透してうるおいをキープする特性があるため、
乾燥しやすいVゾーン・Iゾーンの保湿ケアに向いています。
フェム(膣)ケアでのココナッツオイルの使い方

ココナッツオイルは100%天然由来のものなので、人によってはアレルギー反応が起こる場合があります。ココナッツオイルをフェム(膣)ケアに安全に使えるかどうか、不安に感じている方は、使用前に医師に相談するか、パッチテストを行うようにしましょう。
ココナッツオイルのパッチテストは、以下の方法で行います。
①使用者の前腕の内側に、少量のココナッツオイルを塗ります。
②24時間以内に、ココナッツオイルを塗った箇所に赤みやかゆみ、発疹などが発生しないか、注意深く観察します。
③24時間程度放置し、赤みやかゆみ、発疹などのスキントラブルが発生しなかった場合、膣周辺に少量ずつ使用します。
膣周辺にココナッツオイルを少量ずつ塗っても問題がなかった場合、使用する量を増やしたり、膣内に塗布したりすることが可能です。フェム(膣)ケアにおけるココナッツオイルの使用量や使用頻度については、明確に決められていません。必要な量をお好みの頻度で、膣内または膣周辺に塗り広げるだけです。下着の汚れが気になる方は、パンティライナーを使用するようにしましょう。
About Virgin Coconut Oil
ドクターズオイルは、
品質にとことんこだわった
希少なバージンココナツオイルです。
“ココナッツオイル“と一言で言っても、安価で低品質なもので、様々な効果を期待することは難しいでしょう。
料理油として作られたココナッツオイルと、自然医療目的で作られたココナッツオイルとでは使用するココナッツの品種も抽出方法も違う為、別物なのです。
国連APCC認定VCO
- 原料
- 料理用 ココナッツオイル
遺伝子組み換えされたココヤシの果実を使用
- 医療用 ココナッツオイル
原生種ヤシからなるココヤシの果実を使用
- 収穫時期
- まだ脂肪酸が整っていない受粉後9ヶ月前後に収穫
- 優秀な脂肪酸が豊富に揃う受粉後12ヶ月に収穫※受粉後12ヶ月が国連APCCの条件
ドクターズオイルでは
さらに自然に乾燥する14ヶ月目まで
じっくり待って丁寧に抽出!
- 抽出方法
- 遠心分離 or 低温圧搾短時間での抽出
- 常温自然発酵分離法非加熱でココナッツの中に生息する発酵菌で48時間かけて抽出
- 栄養価
- 低い
- 高い
- イメージ
-
-
ドクターズオイルは、
自然医療を目的に作られた
バージンココナッツオイル(VCO)を100%使用しています
ココナッツの持つ素晴らしい効果効能を本当に期待する方は、どのように作られたものなのかをしっかり見極めることが重要です。
低品質のココナッツオイルで自然医療レベルの使い方をしてしまう事が、一概にココナッツオイルが危険だという誤解を招いてしまっています。
副作用のリスクや、危険性に細心の注意を払って作られたものが自然医療レベルのココナッツオイルなのです。
ココナッツオイルを使ったフェム(膣)ケアを行うタイミング

誰にどう相談するべきか分からない、デリケートゾーンの悩み。
30代〜40代の女性の多くは、乾燥やかゆみなどのデリケートゾーンの悩みを誰にも相談できず、1人で抱え込んでしまっています。ココナッツオイルを使ったフェム(膣)ケアも、具体的にどのような場所で、どのような方法で行うべきなのか、知らない方も少なくないでしょう。
ここからは、フェム(膣)ケアにココナッツオイルを使う場面やタイミング、フェム(膣)ケアの重要性についてご紹介します。
お風呂でケアする習慣をつける
陰部の乾燥やかゆみなどの悩みを解決するためには、ココナッツオイルでのフェム(膣)ケアを毎日継続的に行うことが重要です。
以下の方法でケアを行えば、毎日継続的にフェム(膣)ケアをする習慣を身につけることができます。
①お風呂で陰部を洗浄し、清潔な状態にする。
②お風呂上り、浴室内で陰部を軽くタオルで拭き取る。(少し湿っている程度でも大丈夫)
③手のひらに適量のココナッツオイルをとり、デリケートゾーン全体に塗布します。
お風呂上りにパジャマや部屋着を着てしまうと、「忘れた。今回だけなら、まあいいか…」と、フェム(膣)ケアをするタイミングを逃してしまいます。そのため、お風呂上りに浴室内でケアをする習慣を身につけることが大切です。
また、フェム(膣)ケアを行うのと同時に、顔や頭、お腹、手足などの全身のマッサージをすることもオススメです。フェム(膣)ケアと合わせて全身のマッサージを行うことで、デリケートゾーンの悩みの原因である疲れやストレスも取り除くことができます。
デリケートゾーンの悩みが生じる原因
乾燥やかゆみなどの「デリケートゾーンの悩み」を抱える人が多い一方で、フェム(膣)ケアの効果やメリットは意外にも知られていません。「デリケートゾーンをケアすることに、何の意味があるの?」と疑問に思う方もいることでしょう。
しかし、30代〜40代の女性のほとんどは、以下のような、誰にも言えないデリケートゾーンの悩みを抱えています。
・ホルモンバランスの乱れによる、月経前症候群(PMS)の重症化
・自律神経の乱れによる、月経不順や不正出血
・女性ホルモンの低下による、デリケートゾーンの乾燥やかゆみ、かぶれ、膣委縮
これらの症状は、30代〜40代の女性に多く見られる「ホルモンバランスの乱れ」や「自律神経の乱れ」「女性ホルモンの低下」が原因で起こります。女性向けのデリケートゾーン用のアイテムが増えているものの、まだまだ「誰にも相談できない」「恥ずかしい」と考え、何もできていない方が多いです。しかし、デリケートゾーンの悩みを放置することで、さらに症状が進行してしまうことが考えられます。
30代〜40代の女性がデリケートゾーンの悩みを感じる理由・原因は、以下の通りです。
・年齢を重ねたことでの皮脂の減少
・皮脂の減少に伴う、常在菌の減少と自浄作用の低下
これらを食い止めるためには、外部から「皮脂」や「潤い」を与え、デリケートゾーンを清潔かつ健康に保つことが重要です。
ココナッツオイルを使ったフェム(膣)ケアの重要性
毎日の入浴後や毎朝の洗顔後、顔や全身に化粧水や美容液、ボディークリームを塗るように、デリケートゾーンにも毎日欠かさず潤いを与える必要があります。デリケートゾーンが潤いを失った状態が長く続くことで、乾燥やかゆみ、痛みなどの悩みがどんどん進行してしまいます。
近年では、さまざまなデリケートゾーン用のアイテムが販売されていますが、やはり天然由来で保湿力の高いココナッツオイルが最適です。一言で「オイル」と言っても、症状や目的に合わせて選ぶ必要があります。
また、オイルには調理やお菓子作りなどに使われる食用油もありますが、それをスキンケアオイルとして使用するのはNGです。しかし、ココナッツオイルは、スキンケアオイルとしても、食用油としても使用でき、経口摂取することでさらに健康に良いと言われています。
ココナッツオイルがフェム(膣)ケアに最適な理由は、以下の通りです。
・高い抗菌力があり、酸化しにくいオイルであるため
・抗菌作用・抗真菌作用により、カンジダ感染症を予防できるため
ただし、食用のココナッツオイルをスキンケア用として使用する際には、注意が必要です。食用のココナッツオイルは、製造工程の中で高温加工しているものがあります。高温加工することで、ココナッツから素早くオイルを抽出することができるため、大量生産する場合にのみ適しています。しかし、高温加工を行ったココナッツオイルは酸化し、健康や身体に害がある「フリーラジカル」を含んでいる可能性があるのです。
フリーラジカルとは、電子が足りない不安定な分子や原子のことです。通常、分子や原子は、電子を2つずつ持っています。しかし、フリーラジカルは、熱によって片方の電子を失った状態です。あるべき電子を持たないフリーラジカルを含んだオイルをスキンケアに使用することで、人の細胞から電子を奪ってしまう可能性が高くなります。電子を奪われた人の細胞は損傷し、その状態が何度も繰り返されることで、健康を害することにつながります。デリケートゾーンのケアには、低温、もしくは常温で抽出された「バージンココナッツオイル(VCO)」を使用することがオススメです。
ココナッツオイルは経口でも使用できる

ココナッツオイルには、抗真菌作用や抗菌作用があり、尿路感染症やカンジダ感染症などの感染症を防ぐ効果が期待されています。海外では、それらの感染症を予防するために、ココナッツオイルを経口摂取する女性も多くいます。膣の乾燥に加え、感染症にかかることがないよう、経口摂取による感染症の予防も非常に大切です。
使用方法は簡単。1日大さじ1杯のココナッツオイルを食事や飲み物に混ぜるだけです。カロリーの過剰摂取にならないよう、1日に摂取するココナッツオイルは13g以下にすることをオススメします。ココナッツオイルを経口摂取する場合も、膣の乾燥を和らげる潤滑剤として使用する場合でも、未精製で純粋なバージンココナッツオイル(VCO)を使用してください。普通(遠心分離/コールドプレス/低温搾取製法)のココナッツオイルは、短時間の大量生産が可能ですが、中鎖脂肪酸やビタミンなどの重要な成分が多く含まれていません。また、防腐剤や添加物、香料などを使用しているものも多くあるので注意が必要です。
ココナッツオイルをフェム(膣)ケアに使用する際の注意点
加熱加工されていない天然由来のバージンココナッツオイル(VCO)は、添加物や化学添加物が含まれていません。そのため、フェム(膣)ケアにも安全に使用することが可能です。
しかし、人によってはアレルギー反応が起きたり、誤った使い方をすることでトラブルが起きたりする可能性もあります。ココナッツオイルをフェム(膣)ケアに使用する際には、以下の3点に注意しましょう。
①アレルギー反応
ココナッツオイルは天然由来成分のため、人によってはアレルギー反応が起こる場合もあります。
膣内や膣周辺に塗布する前に、必ずパッチテストを行う必要があります。
また、ココナッツオイルによるアレルギーが不安な方は、使用前に医師に相談することがオススメです。
②避妊への影響
ココナッツオイルの使用方法によっては、避妊に影響する可能性があります。
ココナッツオイルは油ベースの潤滑剤のため、水やジェルベースの潤滑剤に適しているコンドームを破損する可能性があるため、注意が必要です。
また、コンドームが破損することで、性感染症に感染するリスクが高くなります。
③妊娠への影響
妊活中の方には、ココナッツオイルでのフェム(膣)ケアはオススメできません。
ココナッツオイルを膣内に塗布することで、精液の移動を妨げる可能性があります。
妊娠を望む場合は、ココナッツオイルではなく、水やジェルベースの潤滑剤を使用することをオススメします。
ココナッツオイルでのフェム(膣)ケアに不安がある方や、妊娠を望む方は、使用前に必ず医師に相談してください。
また、現在、膣内や膣周辺にココナッツオイル以外の外用薬(軟膏)を塗布している場合は、相互作用が起こる可能性があります。膣用の外用薬(軟膏)を使用している場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
まとめ
海外では古くから、膣の乾燥を緩和したり、尿路感染症・カンジダ感染症などを予防したりするために、ココナッツオイルが使用されてきました。
しかし、研究による「膣の乾燥に対する、ココナッツオイルの明確な効果」は立証されていません。ココナッツオイルには、抗真菌作用や抗菌性があることが、数々の研究で明らかになっています。そのため、ココナッツオイルは尿路感染症やカンジダ感染症を防いだり、真菌感染による膣周辺のかゆみを和らげたりする可能性があります。
ココナッツオイルでフェム(膣)ケアを行うことで、膣内常在菌のバランスを整える効果が期待できるでしょう。膣内や膣周辺の乾燥、かゆみに悩んでいる方は、医師にご相談のうえ、ココナッツオイルでのフェム(膣)ケアを試してみてください。

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