目次
幻の白ショウガ(インドネシア産カンフェリア)には日本を変える力がある
著者:医学博士 井上隆人
VCOやカンフェリアの日本においての第一人者である井上隆人先生の著書(平成24年7月4日執筆)を参考にまとめました。
はじめに
私は、医者になり三十四年が経ちました。 医療に携わる人間として、これまで本当に色々な物に出会って参りました。
そんな私が今、最も注目しているのは、インドネシア産の白ショウガ(カンフェリア)という日本ではまだ、あまり知られていない植物です。
この大変、希少性の高いカンフェリアは、幻の白ショウガとも言われ、インドネシアの熱帯雨林で、しかもカルスト台地(セメントのような土質)という過酷な環境の中で長年、生き残ってきた植物です。
それだけに、とても強い生命力があるのです。
自分の子孫を残すためと、多くの細菌から身を守るために、世界で類を見ないような七十五種類もの植物成分(化合物)だけでなく、さらに八種類の抗ガン作用を持つポリフェノールを同時に保有しています。
その白ショウガ(カンフェリア)の持つ成分が、私達人間にとって大変重要な役割を担うという事が分かって参りました。
現地においては、不治の病の特効薬として何千年も前から存在していました。
そこに東京大学をはじめ日本や世界の一流大学(終わりに参照)が最近注目し、新たな論文が次々と発表され始めました。
私も白ショウガ(カンフェリア)という植物によって、病気でお悩みの方々に楽になって頂きたいと思い、この冊子を書こうと思いました。
目次
- はじめに
- 体(細胞)からのSOSを見逃すな
- 白ショウガ(カンフェリア)とは?
- ポリフェノールって何?
- 効果は?
- 効能は?
- あなたは認知症にならない自信がありますか?
- 生物の寿命が伸びる?
- 寝たきり老人の筋力を増す
- 糖尿病にも効く
- 終わりに
体(細胞)からのSOSを見逃すな
昔は、医者も薬剤師もいませんでした。 子供が発熱すると親は庄屋様のところへ行き、どうしたら良いでしょうかと相談するのです。
すると庄屋様は、親を連れて山の中に入っていき、草や木を取ってそれを家に持って帰りました。 その草や木を煎じたり粉にして子供に飲ませたのです。
「薬」という字はそういう理由で草や木を煎じたら楽になると書くのですね。
私の言葉で、「人間の体は薬の宝庫」という言葉があります。私達の体の中には色んな薬をもった薬局のような機能(自然治癒力)があるのです。
例えば、風邪の薬、解熱剤、鎮痛剤、胃腸薬、傷薬、全身倦怠を治す薬、肝臓、腎臓を治す薬、ガンや認知症を治す薬などを体の中に持っています。
その体の中の薬局から、薬を体内に出すカギ(きっかけ)が、西洋医学の薬、 東洋医学の薬、皆さんが飲んでいるサプリメント及び食物なのです。
さらに皆さんの、治す気、元気、笑いや、ストレスのない生活がカギなのです。
いわゆる「病は気から」なんです。
元気という字は「気」が元に戻ると書きます。人は、「気」の持ちようで健康にも病気にもなります。それだけ「気」は大事なのです。
これが三気 (やる気、元気、負けん気)なのです。
もう不治の病、ガンや認知症になっても心配する必要はありません。それらに効果的な治療薬をご紹介致します。
白ショウガ(カンフェリア)とは?
カンフェリアとは白ショウガのことで、複数のポリフェノール効果により、ガン、認知症、糖尿病、感染症の予防や治療に用いられ、注目されているショウガ科の植物です。
世界には白ショウガ (カンフェリア)が三十七種類あります。私が治療薬として使っているインドネシア産のほかにもガランガ、パンドレーターと呼ばれるタイ産やビルマ産の白ショウガ(カンフェリア)がありますが、これらは食用として栽培されたものです。
私が紹介するのは、中部ジャワ~東ジャワの林の中でしか生育しない白ショウガ(カンフェリア)です。
その中でも最高級のロットンダ(カンフェリア)と、その周辺で栽培される栽培種の中では高級と言われているアンガスティフォリア(カンフェリア) は、 他に類を見ないほど薬効成分が多く含まれているのです。
白ショウガ(カンフェリア)には、
ガンに有効なカルコン誘導体、シネオール、プロトカテク酸、クェルセチン、安息香酸ベンジル、ベータシトステロール、フィトステロール、サポニンの八種類もの薬効成分(ポリフェノール)が入っています。
この白ショウガ(カンフェリア)には副作用がありません。
東洋医学では副作用のない抗ガン剤として、近年注目され始めています。
この白ショウガ(カンフェリア)を飲むだけでガンの多剤併用療法ができます。
多剤併用療法とは、西洋医学では通常、患者一人に対して抗ガン剤は一種類しか投与できません。(多剤併用すると、その副作用にて人間は亡くなります。)
しかしこの白ショウガ(カンフェリア)には、八種類の抗ガン剤が含まれるので、この白ショウガ (カンフェリア)を飲むだけで、一度に八種類の抗がん剤を服用していることと同じ事になるのです。
また西洋医学の抗ガン剤と同時に服用できます。
さらに最近、各研究機関からの論文で、白ショウガ(カンフェリア)には、脳神経細胞が酸化され老化する現象を抑制し、神経幹細胞を増殖するという作用がある事を認められ、発表され始めています。
白ショウガ(カンフェリア) は、 認知症の予防になり、治療薬となるのです。
ポリフェノールって何?
ポリフェノールは、殆どの植物に含まれ、光合成によってできる植物の色素、香り、苦味等の成分で高い抗酸化作用があり、動脈硬化や脳梗塞を防ぎ、体内のホルモン促進作用が向上する成分です。
朝鮮人参には、サポニンというポリフェノールが含まれています。
ウコンには、クルクミンというポリフェノールが含まれています。
お茶にはカテキンというポリフェノールが含まれています。
一般的には一つの植物には数種のポリフェノールしか含まれていません。
ですが、この白ショウガ(カンフェリア)には、数十種類ものポリフェノール(抗酸化剤)が含まれているのです。
効果は?
- ガン細胞のアポトーシス(自然死)を促す
- ガン細胞の増殖を防ぐ“不活動”をつくりだす
- ガン細胞の増殖を止める
- 人体中の正常な細胞を崩さずに、ガン細胞のみを破壊する
- 遺伝子損傷を防ぐ
- ガン細胞に栄養を与える新生血管ができるのを防ぐ
- ガン細胞の転移を防ぐ、転移したガン細胞をやっつける
- ガンによる疼痛を緩和する
- 体の抵抗力を増し、感染を防ぐ
- 食欲不振をなくす
- 体のむくみを取る
- 筋力が増強する
- 美白効果、美肌効果、肌荒れ防止
等々、様々な効果があります。
効能は?
- 肺ガン、肝臓ガン、子宮ガン、 乳ガン、脳腫瘍、白血病、胃ガン、甲状腺ガン、前立腺ガン、 大腸ガン、直腸ガン、食道ガン、すい臓ガン、腎臓ガン、その他のガンや腫瘍に関わる病気
- 認知症
- 若年性アルツハイマー
- 肝炎、腎臓病
- 心臟疾患
- 糖尿病
- 高血圧、脳出血
- 消化器疾患
- 呼吸器疾患
- 感染症、喉の感染、気管支炎、扁桃腺
- 筋ジストロフィー
- ALS(筋萎縮性側索硬化症)、 リウマチ
- 高脂血症、高コレステロール血症
- 喘息
- 痔、生理痛
- にきび、くすみ、シミ、シワ、ハリ
等にも有効であると言われています。
これだけの病気に効果があるにも関わらず副作用が一切ありません。
これは驚くべき事だと思います。
あなたは認知症にならない自信がありますか?
認知症 六十五歳以上の一割に 認知症の高齢者は現時点で三百万人を超え、二〇〇二年の百四十九万人から、この十年で倍増していることが、厚生労働省の推計で明らかになった。 六十五歳以上人口の十人に一人にあたり、従来の予測を大幅に上回る急増ぶり。 厚労省は来年度から新たな認知症対策を始めるが、体制整備が急がれる。 急速な高齢化に加え、認知症の啓発が進み、受診者が増えたことが大きいとみられる。 認知症のごく一部を除き、根本的な治療法は見つかっていない。平成24年8月24日 読売新聞朝刊
今まで認知症に有効な薬は、ほとんどありませんでしたが、白ショウガ(カンフェアリア)が持つ高い抗酸化作用が、 認知症に有効であることが、慶応大学や東京大学の研究で認められました。
生物の寿命が伸びる?
白ショウガ(カンフェリア)は、脳内のサーチュイン遺伝子の効果を高めます。
サーチュイン遺伝子とは、長寿遺伝子または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、誰もが持っている遺伝子です。
この遺伝子を活性化させることにより生物の寿命が延びるとされています。
動物実験では、サーチュイン遺伝子の働きを強めることで、寿命が20〜30%も伸びることが確認されています。
まさに白ショウガ(カンフェリア)は、「長寿薬」とも言えます。
寝たきり老人の筋力を増す
筋力が落ちている状態では、運動療法だけで筋力を増すことはできません。
かえって足腰が弱ってしまいます。
白ショウガ(カンフェリア)に含まれるカルダモニンやプロトカテク酸は、ステロイドが筋肉細胞を再生増加させる働きがあるのと同じ作用があります。
特に高齢になると、筋力を増すことがだんだん難しくなってきます。
白ショウガ (カンフェリア)を飲むだけで、筋力が増し、寝たきりになることを防ぐ効果が期待できます。
糖尿病にも効く
糖尿病とはインスリンというホルモンの作用が低下したため、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されずに、血液中のブドウ糖(血糖)が多くなっている状態です。
糖尿病がひどくなると尿が多くなる、のどが渇く、お腹がすく、体重が減る、疲れやすい、手足のこむらがえり(足がつる)等の症状が出ます。 時には意識障害(糖尿病昏睡)となることも有ります。
石を投げれば糖尿病患者に当たると言われるほど、 糖尿病の方が増えてきています。
白ショウガ(カンフェリア)に含まれる強い抗酸化成分は、 糖尿病やその予備軍でも、効果があります。
終わりに
日本人の「三大死因」をご存じですか?
第一位は「悪性新生物」。つまり「ガン」です。
この死因第一位は、ここ四半世紀以上変わっていません。
第二位は「心臓病(心臓疾患)」、そして第三位は「脳卒中(脳血管疾患)」です。
ガンは、かつては不治の病と言われ、現在は二人に一人が「ガン」になる時代です。
ガンになると死を待つだけという時代が長く続きました。
でも、ご心配なさらないで下さい。
これからは白ショウガ (カンフェリア)が、ガンだけでなく、 認知症、 糖尿病、筋力低下などから、あなたを守ります。
私は、白ショウガ(カンフェリア)を、
チャンスの神様だと思っています。
あなたもチャンスの神様をしっかり掴んで下さい。
平成24年7月4日吉日 医学博士 井上隆人
主な研究機関
- 東京薬科大学
- “ChanMiny”と研究グループ
- 神戸薬科大学
- ヒマラヤ薬科研究所
- マレーシア科学技術大学とインドネシア技術員
- 米国国立衛生研究所
- 慶應大学と東京大学の共同研究
- 食品総合研究所
- 国際農林水産業研究センター
- 武蔵野大学薬学部
- 明治薬科大学
- インドネシア・ガジャマダ大学
- 株式会社資生堂(平成8年特許取得)
井上隆人プロフィール(福岡出身)
1979年3月 福岡大学医学部卒業
1985年3月 福岡大学大学院卒業 医学博士取得
産業医取得(日本医師会認定)外科認定医取得(日本外科学会)
日本空手協会2段取得
健康スポーツ医取得(日本医師会認定) 温泉療法医取得(日本温泉気候物理医学会)
鹿児島スポーツトレーナー協会 設立
※カンフェリアにおける日本の第一人者として、「東洋医学の名医134人」「ガンをなおす大辞典」「ガンをなおした体験談集」「機能性食品」等多数の著書にも紹介されている。
著書・監修
- ガンと闘うフコイダンの話
- 奇跡のオイル VCO ブアメラ
- 腎臓病がこんな簡単なことで改善した